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丸よ小泉商店

常滑焼を「つくる人」「つたえる人」「つかう人」たちのアトリエやお店に訪問。
作品への想いや、常滑の街・人々などについてお話しを伺いました。

#10

急須の魅力を五感で伝える
常滑焼の新スポットがオープン

丸よ小泉商店

常滑市鯉江本町5-55
0569-34-5611
定休日:土・日曜日、祝日(常滑焼まつり2020/10/3、4は営業)
https://www.maruyo-koizumi-shoten.com/

常滑焼卸問屋が手掛ける本格的な常滑焼急須ショップ。急須の試し注ぎやお茶のワークショップも開催できる喫茶カウンターもあり、急須の知識がなくても吟味してお気に入りを見つけることができます。
興味深い見どころのひとつが、常滑焼急須を原土から焼成までにわたって作り方を解説した常設展示スペースです。
これまでに目にすることが出来なかった常滑の陶土を用いた急須づくりを、作家の手仕事と量産ならではの手法「鋳込み」のそれぞれの工程を実際の土や道具で分かりやすく紹介しています。

常滑焼まつり初日10月3日(土)4日(日)は若手の作り手の急須の展示販売、常滑焼急須の体験レクチャーのほか、抹茶、中国茶の楽しみ方講座、常滑の地酒「白老」を味わう酒器、「お水と宇宙と常滑焼」公開トークイベント、オリジナル焙煎キットを使ったコーヒーの実演販売などが行われます。スケジュールは公式HP
でご確認ください。

丸よ小泉商店では常滑焼を「滑らかな やきもの」と表現しています。
常滑は「常」は「床」(地盤)、「滑」は「滑らか」。常滑の陶土の特徴である施釉をしなくても赤ちゃんの肌のような「滑らかな」やきものに仕上がるところから由来します。
鉄分を含んだ常滑の陶土を存分に味わえる「急須」は美味しいお茶を淹れるのに最適と言われています。常滑焼急須コーディネーター育成講座も順次開講されるそうですので、急須とお茶に興味のある方はぜひお問い合わせください。

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